収入は増えないのに支出は増える。家計が厳しい。
毎日数十円、数百円単位で節約し、欲しいものも我慢しているのに、毎月のスマホ代だけで8000円超え・・。
スマホ代、高すぎませんか?
総務省も携帯料金が家計を圧迫していることを危惧
総務省は、近年のスマートフォンの普及等に伴い、家計支出に占める携帯電話の通信料の負担が年々増大していることを踏まえ、利用者にとって、より低廉で利用しやすい携帯電話の通信料金を実現するための方策について、「ICTサービス安心・安全研究会 消費者保護ルールの見直し・充実に関するWG 携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」(以下「タスクフォース」といいます。)において検討を行い、本年12月16日にタスクフォースの取りまとめが行われました。
スマホ一台につき、利用料金を月額8000円支払っているとして、4人家族なら毎月32000円です。
毎月3万円以上もの支出が通信料だけでかかります。
家庭によっては食費と同額程度のお金を、スマホ代に補充しなけらばなりません。
しかもスマホ代は通信するための手段であり、教育や住宅ローンのように資産になる支出ではありません。
今後収入が増える見込みがなく、必要な支出は増える一方なのに、
スマホ代だけでこれほどの固定費を支払っていたら、自分や家族の幸せな未来を圧迫することは目に見えています。
スマホ代の見直しで年間6万円の節約効果
日々、食費や生活費で数百円単位で節約するよりも、毎月の携帯料金を減らすことが最大の節約効果になります。
毎月のスマホ代が今よりも3000円安くなれば、年間36000円のお金が手元に残ることになります。
5000円安くなれば、年間6万円の節約効果です。
プランを最適化させ、毎月の携帯料金を減らすだけで
10年後には、60万円、30年後には180万円が、自動的に貯まることになります。
そのための努力や我慢は一切必要なく、スマホのプランをご自身のライフスタイルに合わせて最適化させるだけで可能です。
- 総務省も携帯料金が家計を圧迫していることを危惧
- スマホ代の見直しで年間6万円の節約効果
- どうすればいい?
- 大手キャリア
- 格安SIM(simフリー)
- 準キャリア(simフリー)
- 大手キャリアが向いている人
- 格安SIM、準キャリアが向いている人
- 固定費削減は節約の基本
どうすればいい?
携帯代を減らすには以下の3つの方法があります。
- 現在の大手キャリアのスマホプランの見直し。
- 格安SIM(simフリー)に乗り換える。
- 準キャリア(simフリー)に乗り換える。
大手キャリア
大手キャリアでスマホを契約している方は、毎月のスマホ代が高額になりやすいです。
大手キャリアを利用していてスマホ代が毎月9000円超えている方は、以下の点を見直してみてください。
- 無料通話プランを利用せずに、通話料を支払っている。
- 毎月のデータ容量が大量に余る、または足りない。
大抵は無料通話分を超えた発信をしてしまい、30秒/20円の通話料が積みあがり、利用料金が高くなっています。
またデータ容量をたくさん使わない(3GB以下)のに、30GBや50GBの高額プランに加入している、
反対にデータを大量に消費するのに容量の少ないプランに加入してしまい、オプションでデータを購入している、などの可能性があります。
特に、気軽にデザリングをしてしまうと一気にデータを消費してしまい、上限に達してしまう場合が多いです。
対策としては、使用量に合わせたプランの見直しをします。
格安SIM(simフリー)
ここ数年で格安SIMに乗り換える人も増えています。
格安SIMだと確実に毎月のスマホ代が安くなります。
例えば【データ容量3GB、一回につき3分間かけ放題の無料通話つきプラン】でも月額は2000円台で収めることができます。
↑格安SIMの老舗IIJmio iPhone
単に「料金だけを徹底して下げたい!」という方には便利なサービスですが、デメリットも無視できません。
- 速度が大手キャリアに比べて遅くなる(私の体感では5分の一程度)。
- 混雑時は通信が繋がりにくい。
- 無料通話の無制限かけ放題プランがない。
- 実店舗がない会社もある。
など、スマホの利便性が大手キャリアに比べて落ちます。
料金を大幅に下げる代わりに、多少の不便さは我慢する・・
というのが格安SIM利用の心得になります。
スマホでアプリや動画をがっつり利用しない方にはおすすめです。
準キャリア(simフリー)
- 基本料金が安い
- 通信速度が速い
基本料金が安いのに、通信速度が大手キャリアと遜色なく速いのが準キャリアです。
※エリアや通信機器、時間帯によって差があります。
容量も3GBから17GB程度まで選ぶことができます。
2大準キャリアの特徴
- ワイモバイル・・SoftBank系列の会社が運営。ソフトバンクの回線を利用。
- UQモバイル・・au(KDDI)系列の会社が運営。auの回線を利用。
最大の特徴は、運営会社が大手キャリアという点です。
無料通話つきで月額料金が安いY!mobile
Y!mobileは月々1980円で最大4GBのプランを利用できます。
無料通話(国内10分単位なら何度でもかけ放題)も込みなので、コスパが非常に良いです。
半年後に2,680円に料金が上がりますが、縛り期間はないので「とりあえず半年間、準キャリアのスマホを試してみたい」という方にもおすすめできます。
データ繰り越しができるのはUQモバイル
UQモバイルでは余ったデータを翌月まで自動で繰り越すことができます。
【例】
- 3GB+先月余ったデータ容量1GB=4GB
となり、余った分のデータから先に消費されます。特に手続きは必要はなく、自動で繰り越しされます。
基本容量が同じでも、繰り越し分の容量が増えるので料金がお得になります。
さらにWEB限定キャンペーンサイトから申し込むと、最大10,000円のキャッシュバックを貰えます。
WEB限定キャンペーンサイト⇒UQモバイル
※キャッシュバック金額は時期により変動します。(私が契約した時は3000円でした)
ワイモバイルには、キャッシュバックが貰える専用キャンペーンサイトなどはありませんが、WEB限定のタイムセールなど、お得に利用できるイベントが頻繁に開催されています。
※UQモバイルでも、店舗で申し込むとキャツシュバックが受け取れない場合が多いので事前に確認しましょう。
simフリースマホの節約効果
格安SIMや準キャリアのスタンダードなプラン(3GB、ライトな無料通話つき)だと毎月の携帯料金を月1980円~2980円にできます。
月々の平均的なスマホ代が7000円前後だとすると、年間約5万円~6万円安くなります。
10年だと50万円から60万円の節約効果です。
4人家族で一台7000円だった場合は、年間20万円から24万円の節約。
10年だと、200万円から240万円の節約です。
大学の学費も払えてしまいそうですね。
大手キャリアが向いている人
- ブランド感や絶対的な安定性が欲しい。
- 50GBなどの大容量が必須。
- 携帯電話間、固定電話間での通話時間が長い(ラインを使わない)。
格安SIM系にも無料通話プランはありますが、無制限かけ放題プランのある会社は少ないです。
仕事などで、無料アプリ(ラインなど)を使わずに、携帯電話、固定電話と長時間通話をする方は大手キャリアの方が向いています。
格安SIM、準キャリアが向いている人
- そこそこネットを利用し、そこそこ通話もする方。
- 動画は1日30分程度だけ、または家にwifi環境がある方。
- スマホ代を月3000円以下におさえたい方。
格安SIMは、ラインやネットサーフィン程度の使い方しかしない人に最適です。
準キャリアは、キャリア並みに快適に利用できますが長時間動画視聴は注意。
youtube動画なら、中画質程度で1GB⇒2時間程度です。
9GBのプランで月18時間視聴できるかどうか・・というラインですね。
3GBなら月6時間程度しか再生できません。
私ならWiMAXを別契約して家用、長時間動画、パソコン用に併用します。
固定費削減は節約の基本
固定費の中でも必須だけど、資産にはならない「手段」としてのスマホ。
無駄に高いお金を支払い続けるのはもったいないです。
通信費は掛け捨て保険のようなものなので、今快適に使いつつ、安く抑えるのが賢い選択です。
月6000円前後節約できれば1年後に6万から7万円のお金が増えることになります。
浮いた分が家計の足しになれば生活が楽になりますし、旅行や趣味など、節約したお金で楽しい思い出を作ることもできますね☆
大手キャリアの方は、店頭窓口でプラン見直しの相談をしましょう。
準キャリア、格安SIMの手続きがわからない方はこちら↓をご参考くださいませ。
※当記事の価格、プランは現時点(2020年4月27日)までのものです。価格やプランは変更されます。
お住まいの地域により通信状況が悪くなる場合もあります。詳細は必ず公式サイトまたは店頭にてご確認くださいませ。