私は長年お金を稼ぐ方法と同じく、お金を節約する方法も情熱をもって研究してきました。
昨今のウィルスによる社会的打撃、特に経済的打撃を受けた方も多いでしょう。
Twitterでも「今月の家賃を支払うお金がない」「無収入状態が2カ月続いてる」等の悲痛な呟きをよく目にします。
このままでは、貯金もできないし、家計は火の車、
どうやって生活していけばいいのか検討がつかない・・本当に辛い状況ですよね。
しかし、ご安心ください。
今回私がご紹介する方法を実践して頂ければ、今よりも収入が減っても、節約効果によりお金は増えます。
しかもこれらの節約テクニックを続ければ、20年後には2000万円近く、自動的に貯まる計算です。
つまり老後の2000万円問題さえもクリアできてしまいます。
よく見る【主婦の節約テクニック〇選!】のような方法は、手間と我慢が必要な上に年間に換算しても大した節約金額にはなりません。
電気をこまめに消す、レジャーは公園で・・
などという小学生でも思いつく節約術は省き、節約効果の高いものだけを厳選してご紹介させて頂きます。
ただ見直すだけで、あとは自動的にお金がバサバサ懐に入ってきます。
ちゃりんちゃりん、の小銭節約で労力の割に大した金額にならない旧式の節約法は無視。
ムダな節約生活で心までみみっちくならず、優雅に、自動的にお金が貯まる楽しい節約ライフを送りましょう♪
1、携帯料金を見直す
- 年間節約額・・1人4万8000円、2人9万6000円
- 10年後の節約効果・・1人48万円、2人96万円
日本人のスマホ月額利用料金の平均金額は、平成27年時点で9251円です。
出典:総務省 家計消費状況調査 交通・通信、教育の内【763移動電話通信料】
その後に大手キャリアの値下げプランも登場したため、今は7000円前後毎月支払っている方が多いのではないでしょうか。
大手キャリアでも料金プランのムダを省くだけで、もう少し下げることができますし、格安スマホにすると月々のスマホ代は3000円以下になります。
スマホ代が現在7000円だとすると、携帯代が毎月4000円節約できます。
私は今はUQ mobileを契約していますが、毎月の料金はたった2183円です。
データの繰り越しもできて実質3GBで、通信速度もキャリア並みに速く、何不自由なく快適に利用しています。
年間に換算しても2万6196円なので、スマホ代きついなーと感じることはありません。
よく「手続きが複雑で面倒くさそう」という理由で格安SIMを避けている方がいらっしゃいますが、ネットで申し込めば10分もあれば完了します。
面倒くさそう、という先入観だけで年間5万円近くも携帯代を節約するチャンスを逃すのはものすごくもったいないことだと思います。
スマホの料金を見直すだけで、あくせく労働して収入を上げなくても自動的に毎年5万円近く貯金できます。
2人家族以上の場合は、年間10万、20万円の節約も楽に可能です。
家にwifiがある場合は、3GBあれば十分すぎる容量ですし、多くの格安SIMが3GBのプランに対応しています。
家にwifiがなく、毎日動画もがっつり楽しむ方は、別にWiMAXを契約すればコストをおさえて快適に利用できます。
※エリアや環境により通信品質が異なる場合があります。
- 動画鑑賞、パソコン、ゲームをする時はWiMAX
- ラインや通常のネットサーフィンは格安SIM
という風に使いわけるのがポイントです。
この使い方をすれば、家族3人分の毎月のスマホ+家用ネット回線料金が月9000円以下に収まります。(家族割り適用)
※ちなみにスマホでのデザリングは、容量が一気に上限を越してしまうことが多いのでおすすめしません。
大手キャリアもプラン見直しで安くなる
大手キャリアでもムダなプランを最適化させるだけで、月々の料金が2000円以上は安くなります。
- 無料通話プランを利用せずに、通話料を支払っている。
- 毎月のデータ容量が大量に余る、または足りない。
上の2点に当てはまる方は、今すぐプランを見直し、無料通話プランに加入、またはデータ容量のコース変更をしましょう。
詳しくはこちら↓の記事をどうぞ↓
2.保険を掛け捨てにする
- 年間節約額・・1人:14万4000円、2人:28万8000円
- 10年後の節約効果・・144万4000円、2人:288万円
保険は掛け捨ての安い医療保険にすれば、月2500円程度になります。
さらに万が一のことも考えて、損害保険にも月500円程度で加入できます。
合計で月3000円です。
現在一人、月15000円の医療保険に加入しているとして、掛け捨ての安い保険に入れば毎月1万2000円節約できます。
私は県民共済の掛け捨て医療保険に加入しています。
通常の入院プランにプラスして、女性の病気特約(+1000円)で、合計2500円です。
さらに、クレジットカード会社から案内された損害保険(月500円)にも加入しています。
これで病気だけではなく、万が一他人に怪我を負わせたたり、旅館等で備品を壊したりいた時にバカ高い賠償金を支払うリスクがなくなります。
医療保険に関しては、高額療養費制度を利用すれば、一定額を超えた分の入院、治療代金を国が支払ってくれます。
基準は所得や年齢により変わりますが、所得が低いのに病気になって数百万円の医療費が必要になる、ということはまずないわけです。
そのため、わざわざ自分で高い医療費に備える必要はありません。
また死亡保険に関しても、住宅ローンに加入しているなら団体信用生命保険(団信)で自動的に入ってるので必要ありません。
(それ位、住宅ローンは人身売買に近いということですね)
独身者や家族が自立している場合は、死亡保険など必要ありませんね。
ちなみに私は父が保険金受け取り人で、死亡保険に強制的に加入させられています。絶対にしぶとく生きるつもりです。
裏ワザ:無料で海外旅行保険に入る方法
海外旅行に行く際に入る保険は、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを持っていれば無料で加入することができます。
【年会費無料で海外旅行保険がついていクレジットカード】
REXカードは自動付帯なので、本当に持っているだけで海外旅行保険に自動加入した状態で安心して旅ができます。
楽天カードは利用付帯なので、旅の旅費を楽天カードで支払うなどのカード利用が必要ですが、無料で加入できます。
私は楽天カードを利用していますが、年会費無料の割にはポイント還元率もよく、発行して簡単な条件を満たすだけでキャッシュバックが貰えるのでおすすめです。
ポイント還元率、特典、保険の3種類で自分のライフスタイルに合うものを選べば、現金で支払うよりもかなりお得になります。
↑クレカの活用術は数年に一度、じっくりと調べています。
キャッシュレス決済消費者還元でお金が戻ってくる
2020年7月までは、対象店でクレジットカード払いをすると最大5%の現金が戻ってくるキャッシュレス決済消費者還元が実施されています。
例えば1万円の買い物をすると、500円戻ってくるのでお店の支払い時にはカード払いがお得です。
- 5%還元されるお店・・中小企業、個人経営の小売、飲食店、宿泊など
- 2%還元されるお店・・コンビニ、ガソリンスタンドなど
3.見栄代を捨てる
以前、この記事↓でも書いたのですが、収入がそこそこあるのに貯金できない家庭の一番の原因は身の丈に合わない支出だそうです。
周囲の人のレベルに無理に合わせようとしたり、見栄をはりたいという気持ちから、
ワンランク上のもの、サービスを常に選択し続けることで家計が赤字へと転落してしまうのです。
【見栄代の例】
- ブランド物の洋服、小物
- 高級車
- 高額な家賃の住宅
- 高額な習い事、塾
- 頻繁な飲み会、イベント
- インスタばえの撮影費用(高級ホテル、食事)
などでしょう。
支払い時に、いつもみんなにおごるという男気も素敵ですが、度を越えると家計が火の車になります。
また教育費も、本人にやる気があればワンランク上も有益ですが、やる気がない場合は投資価値ゼロなので進研ゼミあたりにしておいたほうがいいでしょう。
家賃に関しても、都内の一等地だと狭い割にバカ高いですが、少し郊外にでると広くて綺麗な物件が結構ありますよね。
さらに節約効果を高めるなら、地方都市もおすすめです。
田舎ほど不便ではなく、物価が安いので生活コストがトータルでググッと下がります。
具体的には静岡、長野、北海道あたりが人気ですね。
お仕事の都合もあると思いますが、今後テレワークが一気に普及する可能性があるので魅力的な選択肢だと思います。
4.固定費の削減
固定費削減は節約の基本ですね。
スマホ代節約と保険の見直しが一番威力がありますが、結構バカにならない節約効果をもたらすのが水道代の節約です。
水道代節約の効果はすごい
- お風呂の追い炊きをやめる・・年間約7000円の節約
- シャワーの流しっぱなしをやめる・・年間約5000円の節約
- お風呂のお湯の再利用(洗濯など)・・年間約8000円の節約
その他にも、衣類乾燥機は電気代がバカ高くなるので、自然乾燥をおすすめします。
年間1万円は浮きます。
美容院は半年に一度、髪は自分で染める
毎月ではありませんが、数か月に一度は通う美容院。
カットだけではなく、カラーも美容院で施術してもらうと一回あたり1万円近くになりますよね。
特に美意識の高い人や白髪染めの場合は、頻度が高くなりがち。
美容院でカラーするのをやめて、家で自分で染めれば半分以下の金額で染めることができます。
しかも今は、ヘアカラーと白髪染めが同時にできて、頭皮に優しいシャンプーなど、高機能ヘアマニュキアも出ていますのでそちらを利用するのがおすすめ。
うちの母も、5年以上ホームカラーで、シャンプーと同時に白髪染めをしています。
あとは、サブスク(定期購読、利用)の見直しですね。
こちらは人により異なるので、ライフスタイルに合わせて優先順位をつけながら選別しましょう。
個人的には、月額利用でも生活の役に立っていたり、癒しや幸福感をもたらしてくれているなら継続もありだと思いますね。
おまけ:食洗器で時間と体力の節約
これは本当におまけなのですが、家事のうちの食器洗いを自動にすると時間と労力の大幅な節約になります。
食洗器自体の節約効果は微妙なのですが(節水効果はある)、毎日の茶碗洗いの手間と労力を節約し、その時間をお金を稼ぐゴールデンタイムに変えることもできます。
例えば食器洗い1日2回、一回15分だとして、一日30分ですよね。
その隙間時間にサグーワークスなどのライター(タスク案件)をこなせば一日600円程度は稼げます。
※個人差がありますが、実際には20分位の作業時間がかかります。
食器洗いは毎日のことなので、毎日その時間をライターでお小遣い稼ぎに時間に充てれば、
1日600円の収入×30日=月1万8,000円の収入
になります。
1年間続ければ、21万6,000円です。
10年後には、216万円にもなります。
「食器洗いは人の手の温もりが大事よね~」なんて奇特なことを言う人はいないので、機械化して省くのが一番です。
節約習慣を続けた成果=20年後に2000万円の貯蓄
1、携帯料金を見直す【二人で192万円】
2.保険を見直す【二人で576万円】
3.見栄代をやめる【個人差により無限大】
4.食器洗いの時間に稼ぐ【432万円】
合計:1200万円以上の貯金達成!!
見栄代や固定費削減は個人差があるため含めていませんが、それも含めると老後の2000万円問題もクリアできると思います。
地方都市に引っ越して、生活費と家賃を落とせば楽勝で達成できますね。
家賃が毎月4万円浮けば、20年間で960万円貯金できます。
まとめ
今回のコロナ危機で、収入が激減し、生活が一変した方も少なくないと思います。
一時的な現金給付や救済措置で国も手を差し伸べてはくれますが、それでも国民全員を救うことなどできません。
老後2000万円問題、年金破綻、高齢化、機械化による仕事の減少・・
今後、収入は増えるよりも減る方向へ時代が動いていることはたしかです。
副業、兼業で収入を上げるのも大切なことですが、
まずは今の家計の収支を見直して、節約効果が高いものからシフトしていくことが、もっとも早急に効率的に生活を安定させる鍵だと思います。
ムダな作業、ムダな支出を減らして、努力や苦労、我慢なしに楽しく節約生活をしちゃいましょう♪